子午流注

今回リリースしたアプリの子午流注について。
古代の人が考え出した、取穴法の一つで、日時から効くツボを導き出す。そんな計算方法です。その中の一つ 霊亀八法は八脈交会穴を時間によって用いた配穴方法です。
易での配数がベースとなっており、理論的には易経のベースが無いと難しいですが。アプリで配穴は導き出せるのでこの辺りの勉強はお時間のある時にでもお願いします。

「霊亀」の意味は古代の伝説によるもので、大禹が洛を治める時、神亀の背の文列によって九に至る数を得たことによる。別名奇経納卦法または奇経納甲法とよばれる。 とあり、伝説なんからんでますが、基本は易経です。またこの辺りは鍼灸大全にも導き出す方法が書かれております。

十二経脉と奇経八脈は四肢部において八個の穴で通じている。治療上においては奇経の病症と関係する。これを「八脉交会八穴」と称している。 この開穴時刻は、奇経の流注時刻と相関する。臨床上ではその疾病と 対応する奇経の開穴時間に治療を施すのである。 押えておきたいのが

  • 1) 後谿…手の太陽小腸で督脈に通ずる。
  • 2) 列欠…手の太陰肺経で任脈に通ずる。
  • 3) 公孫…足の太陰脾経で衝脈に通ずる。
  • 4) 臨泣…足の少陽胆経で帯脈に通ずる。
  • 5) 照海…足の少陰腎経で陰蹻に通ずる。
  • 6) 申脈…足の太陽膀胱経で陽蹻に通ずる。
  • 7) 内関…手の厥陰心包経で陰維に通ずる。
  • 8) 外関…手の少陽三焦経で陽維に通ずる。

これらと

  • 督隊は後谿を配し小腸経に属し心と表裏関係…小腸・心
  • 任豚は列欠を配し肺経に属し大腸と表裏関係…肺・大腸
  • 衝脉は公孫を配し脾経に属し胃と表裏関係…脾・胃
  • 帯院は臨泣を配し胆経に属し肝と表裏関係…胆・肝
  • 陰蹻は照海を配し腎経に属し膀胱と表裏関係…腎・膀胱
  • 陽蹻は申豚を配し膀胱経に属し腎と表裏関係…腎・膀胱
  • 陰維は内関を配し心包経に属し三焦と表裏関係…心包・三焦
  • 陽維は外関を配し三焦経に属し心包と表裏関係…心包・三焦

12経脈と奇経8脈全てが網羅されているという事で、全ての治療ができますという事が書かれています。

まとめ

① 「霊亀八法」は経絡学説中の奇経八脈を主体にし、これに八卦を配し、陰陽の変化に基づいて時を按じ、穴を取る方法論である。

② 霊亀八法で用いられる穴は、奇経八脈中十二経脈と相通じる後谿、申脉、外関、臨泣、内関、公孫、列欠、照海の八穴である。これらの間 には「属す」と「表裏」の関係がある。