大便溏薄(だいべんとうはく)

大便溏薄とは、水様便よりはやや固形物が多い状態の便
溏( 凝固しない,半流動の )薄(薄い)

水様便
水じょうの便

大便難 便秘の事

大便秘結 便秘の事

大便不通 便秘の事

大便閉 便秘の事

大便燥結 大便が乾燥して排泄が困難なもの

大便初鞕後溏  だいべんしょうこうこうとう
初め硬くてあとはゲリな状態の大便

鍼灸治療では便秘の治療と下痢の治療が同じ事をしたりします。
なんだか変な感じですね
東洋医学は原因を治す事を目的としているので
便秘も下痢も原因が同じだった場合は同じ治療方法を選びます。

脾 胃 大腸 小腸 寒熱 湿 陰虚 気虚 陽虚 この辺りはしっかりと抑えて国家試験に臨んでください

百脈を朝ず(ひゃくみゃくをちょうず)

肺朝百脈

肺の働きの一つ

肺は百脈に通じ、治節を司る。

朝には「集まる」の意味

百には「多い、全て」の意味なのでこの場合は「全身の脈」となる。


肺朝百脈とは、肺が全ての血液を集め、肺の呼吸により気体交換を行った後に、再び全身に向かって布散すること。

百脈を朝ず(ひゃくみゃくをちょうず)は肺と覚えましょう!⇐国試

呼吸に関係する臓は肺と腎と言うのも忘れがち!
腎は「納気」
吸気を補助して、深く息を吸い込ませ、呼吸のバランスを保つ機能の事。
納気の失調で
深い呼吸ができない・咳嗽・喘息・呼吸困難 ⇐国試用

頑張れ受験生
池袋東急ハンズ隣 戸澤治療院 初診時4000円なので受験生の方お越しください。お待ちしております。

汎適応症候群の学説(ストレス学説)

人は色々なストレスにさらされています。
抽象的な言葉ではなく鍼灸学校では、ストレスについてきちんと学びます。
ストレスに対しても鍼灸治療は有益であると考えます。

失恋に効くツボなんか、養成科時代に同級生と話したりしてましたw

受験生へ
なかなか馴染みがないのでカッコ内は恋愛事象に例えてみた 例えが正しいかどうかはともかく、なんとなく覚えてもらわないと国試に通用しない、どんな方法でもいいから覚えてください

ハンス・セリエが提唱した学説で、生体に加えられた様々な刺激は、下垂体ー副腎皮質系を介して、内分泌系に特徴のある一連の反応を起す。

東洋医学では、怒りは肝を傷り(やぶり)、悲しみは肺を傷り(やぶり)などと言いますが、情動が健康に深く影響する事を説明したものです。東洋医学では心と身体の関係を重視しており、傷害や凍傷、火傷をもちろん、暑さ寒さ、悪臭など、そして前述した怒り、悲しみ、恐怖、不安などの精神的な物も身体に対する刺激となり、生体に対して刺激となるものをストレッサーと呼び、このストレッサーが作り出す生体のゆがみや、ひずみをストレスとしています。

このストレスを受けた生体は必ず三つの様相の反応を示します。
1.副腎皮質の肥大   機能的肥大
2.胸腺・リンパ系の萎縮
3.胃、十二指腸の潰瘍

1の副腎皮質は肥大を起している事から内外の刺激に対し、副腎皮質の反応が、身体の防御に最も重要な役割を演じています。

ストレスが生体に長時間作用すると、一定の順序によって身体は適応していき。その反応をおこす時期を三つに分ける事ができます。

Ⅰ、第1期 警告反応機

1ショック相
生体がストレッサーに直面した直後(いきなり、ツレに別れを告げられた)、生体がそれに対応するなんの準備もできていない時期(まさかいきなり別れを告げられるなんて)刺激に対する抵抗性は正常状態より低下(現実をうけいれられない)、神経系は抑圧され(なんか変な感覚)、体温血圧は低下(血のケがうせる)、毛細血管の透過性亢進(むくみ)、筋緊張の低下をきたす(手足に力が入りにくい)。この時期は数分から、長い場合1日続く(だいたい寝るまで続く)

2反ショック期
ショック状態に対して、生体が積極的な防衛反応を呈してくる時期であり、下垂体前葉から副腎皮質刺激ホルモンが分泌され、副腎皮質は肥大、副腎皮質ホルモンの分泌が増加し、ショック状態が反対方向へ、つまり正常に戻ろうとする動きが出てくる(フラれた現実をうけとめ、通常の生活に戻ろうとするが、色々と今後の事とか考えてします時期)。体温、血圧は上昇、筋の緊張、血糖量増加、与えられた刺激意外の他の刺激に対しても抵抗力は増加している(別れを告げられて、一旦自分の中で良い方向で生理をつけ、少し落ち着いて、むしろ良かったんじゃないかとさえ思ってるような時期)ので、この息を後絡抵抗期とも呼ぶ。

Ⅱ.第二期 抵抗期(後絡感作期)
副腎皮質は依然として肥大し、副腎皮質ホルモンの分泌は盛んである。警告反応期より、刺激に順応して、抵抗期は増加、身体内部の状態はだいぶ安定した状態になっている(次行こう!次!と引きずってもしょうがないと思いだし新たな出会いを求める)。
 この時期の特徴として、初めに加えられたストレッサーに対してのみ有効な抵抗を表し、それ以外のストレッサーに対しては、かえって抵抗が弱まっているので、この時期を交絡感作期と呼ぶ(長く付き合っていたので、なかなか、モトツレ意外の相手と恋愛ができない、モトツレの思い出を追ってしまう)。目標になっているストレッサーに対する抵抗力のみ増加して、それ以外の刺激に対する抵抗を犠牲にしているといえる(元ツレに対して一旦区切ができたが、なかなか次がみつからない)。

Ⅲ.第三期 疲憊期(ひはいき)
 抵抗期にも限界があり(なかなか次がみつからない)、生体はストレスに対して反応する能力を失ってしまう(なんかもうツレいらないと思ってしまう)。生体に作用している刺激があまり長く続いたり、ある程度以上に強かったりすると、生体は適応の反応を維持できなくなりまって、ショック期の状況とよく似た変化を表し、抵抗力を失ってしまうのである(なんかぜんぶやるきしない)。副腎皮質の大きさにあまり変化はないが、その働きは充分でない、その終局は、冬山の遭難にみられるような死である。

覚えて欲しいワード

副腎皮質 下垂体前葉から副腎皮質刺激ホルモンが分泌 胸腺、リンパ系の萎縮 胃、十二指腸の潰瘍 ハンス・セリエ ストレス学説 汎適応症候群

鍼灸治療の話を聞かれる時

友人、知人などに鍼灸治療ってどうなの?っと聞かれます

鍼灸師なら経験はあると思います。

鍼灸に対して、不思議な事をしてると思われている場合がかなりあります。

でも、実は病院でやってるような検査、またはもっと詳しい検査をしてたりするんです。

例えば、膝が痛いと言って、来院された方に対して。

筋肉や骨、関節部分の検査をします。

触ったり、折り曲げたり、こういう運動してください。

これだけで、鑑別はできます。

病院に行けばレントゲンとれますが、鍼灸院ではレントゲンとれないのでその分検査をします。

ここで、患者さんの訴えてくる症状と検査が合えば、そのまま治療となります。

でも、検査の結果と合わないと、他の可能性もでてきます。

鍼灸師のスタイルによって違いはありますが、問診といって質問をしたり、

脈診、腹診、舌診などをするかもしれません。

これらを観る事で、原因を探っていきます。

前述した、脈診、舌診、腹診が全部バラバラという事はほぼありません

身体はつながってますのでほとんど同じです。

仮に違っていたらもっと深く診察していきます。

というわけで、鍼灸院でも病院と同じ検査はします。

問診は鍼灸師によって違いますし、病院で聞かれる事とも違うと思います。

私の場合は、すいみん 大小便の具合 患者さんを診て気になった事

好きな 味 嫌いな 味

これは鉄板で聞きます

すいみんによって、精神状態、疲労度、

大小便は 消化器官、栄養状態、生活リズム

患者さんの肌色とか体型、姿勢など

好きな味、嫌いな味ではタイプ別けをします

あとは症状と合っていない答えについて質問を変えて探っていったりします。

その後、脈診

これは身体の状態をみます

すごく簡単に説明しますと、脈をみてどの臓腑に栄養がいっていて、いかない臓腑はどれだ?という事

拍動が早いか、遅いか、 からだが冷えているか、熱をもっているか

このような事柄がわかります

舌診

患者さんに舌を出してもらい、熱がどこにあるのか、臓腑の状態や、身体の冷えや熱についても診ます。

脈診での情報と照らし合わせズレがないかもチェックします

次に腹診

臓も見るのですがお腹の中、瘀血もみます

瘀血とは血の滞(とどこおり)と考えてください

ここまでの情報をまとめてズレがあればそこに対して、質問をします

ほとんどの場合はここまでで治療方針は決まり治療に入ります。

治療方針の決め方や治療方法については様々な方法があり

鍼灸師によって違いはあります。

鍼灸学校でのスタンダードは検査までです。

その後の脈診、舌診、腹診 問診方法については決まった事を教えてはいません。

この辺りは、鍼灸師によって違いはあります。

国家試験ではこういった事が問われているのです。

秋冬の講習会(東洋医学概論)が昨日で一旦お休みに
授業の最後に1月までの勉強方法を話して終了
また生徒さん達に合うのは一月の末になってしまいます。
もう少しなので頑張ってください。

 

 

 

国家試験日程 平成31年2月23日(土曜日)あまし 2月24日(日曜日)鍼灸

国家試験まで、あと100日を切りました
受験生の皆様、ここからが大事です!

ここから12月いっぱいまでは、まだ理論の再確認で良いと思います。
解らない事をノートに書く

例えば 臨床各論
脳腫瘍
頭蓋内に発生するすべての腫瘍の総称 ※なので腫瘍には細かい名称がある
原発性と転移性がある
原発性の80%は髄膜腫・神経膠腫・下垂体腺腫・神経鞘種 ※これらはすべて腫瘍 ※細かい名称ってヤツ
40-50才が多い
症状 頭痛 嘔吐 鬱血乳頭
局所神経症状

と、こんな感じで書いておきます 症状については他の頭部の病気とかぶる事があります 脳出血とかでも
それから今度は部位について

前頭葉の運動野・・・対側の片麻痺
運動性言語中枢・・・運動性失後
側頭葉の感覚性言語中枢・・・感覚性失語
視放線の生涯・・・四分の一半盲
優位側の頭頂葉(ゲルストマン症候群)
後頭葉・・・同名半盲
などがあり
※たとえば ゲルストマン症候群というワードが解らなければ調べて
ゲルストマン症候群:、脳の特定の場所に病変が存在することによって起こると考えられている、後述の一連の症候を示す神経疾患である。オーストリア出身のアメリカの神経学者ヨーゼフ・ゲルストマンにちなんで命名されている
ゲルストマン症候群は次の4つの主な症候で定義される。

  1. 失書 : 自発的に字を書くことも書き取りもできない。
  2. 失算 : 暗算も筆算もできない。
  3. 手指失認 : 指定された指を示せない。
  4. 左右失認 : 左右がわからない。

と書いておく
他にも解らないワードがあればそれを書き出して、説明できるようにしておきましょう

東洋医学概論などでは、例えば肝胆湿熱とはどういった証であるかを説明できるようにするのが良いでしょう

生理では、排尿や排便の仕組みであったり、それに関わる神経などが説明できるように勉強するのが良いと思います。


授業風景
夏の特別講習では東洋医学概論新教科書を五日間の講習で勉強しました
現在開校している秋冬講習では、私は東洋医学概論を担当。国試試験の直前に覚える事や、国試の解き方、第二十六回国家試験の解説をしてます。
東洋医学概論の国試対策は50分15コマで教科書一冊分です 12月で全ての教科書は見直しを終わらせてください。
一月は経穴の見直しですね!

頂強(こうきょう)

このページを検索してきた方は
鍼灸国家試験の受験者でしょう
はじめまして
受験生に勉強教えている戸澤です

さて、鍼灸国家試験の選択肢に度々でてくる頂強(こうきょう)について

頸項の筋肉が引き連れて痛む事。多くは風寒湿の邪が太陽経脈を侵襲したり、あるいは肌肉の損傷・外邪の外襲・失血・大汗・高熱などによって、津液が消耗し、筋脈を養う事できない為におこる。
本証は傷寒・中風・痙病・落枕(らくちん)などにみられる。

ちなみに落枕は、寝違いで覚えておけばいいかと思います。
頸項(けいこう)頸は首の前面 項は首の後面 ということで 首のことです

母校の学園祭と耳鍼(耳つぼ)

母校 花田学園 にて学園祭が

あいにくの台風で例年よりも早く切り上げられたが
お客さん多数来校されて大盛況でした

NHKでは有明医療大学の安野教授が耳鍼をやっていましたが
系列校の先生なので
あの論文を発表したのは・・・理事長だったりします
TVでは神門というツボ推しだったので
今日は神門を追加で色々とせじゅつさせていただきました。
ちなみにBMI(ボディーマスインデックス)という指標をつかうのですが

計算式
BMI= 体重kg ÷ (身長m)2
適正体重= (身長m)2 ×22本計算は大人用です。

この値が22~23くらいが普通 で す が
ほとんどの方がこれ以下の数値です
なので、耳つぼすると食欲が出ちゃう場合も・・・
日々の生活習慣が大事という事で

やたらとタブレットがありますが、これ私が作った耳つぼの機械です
iPadやiPhone、android版があります
ご興味のある方は一度遊びにきてください。
11月18日の日曜日に北区東十条で健康フェスティバル
に居ますのでお近くの方はぜひ!
耳つぼやるのかな???

気滞は実証?

学生を、教えていると
普段の治療ではあまり気にしない事が質問で飛んでくる。
まぁ国家試験では出るのですが
「先生、気滞は実証ですか?」と
気滞と言うのは気が滞った状態
東洋医学では
気・血・津液・精が、代表的な生理物質
精の滞りって。。。欲求不満ではなくて、一般的に精は滞ったりしません。足りなくなることはあるけど。
で、気・血・津液は滞ってしまうと
気滞・血瘀・水滞となる これ実証です、病理産物の停滞した病態となります。
漢方を勉強している人なんかは虚証、実証は特に気にかけて診察すると思います
しかし、毎日治療してると、いちいち気滞が実証だから瀉法かけてなんて事は考えずに身体全体を診て治療にあたります。それほど単純ではないという事で!
試験では実証として考えてください。

気滞はほぼほぼストレスに誘因されます。
よく咳払いしている人、咽になにかが詰まったような感じがある方
気滞かもしれません
ちなみにきぶんがふさぐ事を気鬱と言います

五更泄瀉(ごこうせっしゃ)

五更の刻(夜明け前)の下痢という意味で、五更瀉(ごこうしゃ)ともいい脾腎陽虚(ひじんようきょ)という冷えが強い場合に起こります。

検索しても出てこないワードなので

飲みすぎたりすると明け方お腹が痛くて起きる事ありません?

結構、痛い下痢だったりするのですが

鶏鳴下痢ともいいます

明け方の一番気温が下がる(鶏が鳴くころ)ときの下痢のことです。
正常な人の排便は、朝起きて朝食をとった後に、腸が刺激を受けて便意を感じてからです。
朝食前やまだ寝ているときに便意を催して、排便するのは異常で、たとえ便が水様性でなくても、下痢ととらえます。

食積・肝火・酒積でもおこるらしいです。

泄瀉とは下痢の事です

まぁ飲みすぎ食べ過ぎは注意しましょう。

基本はお腹が冷えての下痢で良いのではないでしょうか?
治療としてはお腹を温める。これが一番早いかと
暖かい飲み物飲んでまた寝てください。

これが毎日続くようなら治療でしょうね
お大事にしてください

胸悶(きょうもん)、胸痞(きょうひ)そして結胸(けっきょ)

胸悶(きょうもん)

中医の言葉の意味や読み方は、本によってだいぶ違いますし、翻訳ソフトを使った場合などは言葉が違います。勉強のコツは大きく理解して細かく先生に聞きましょう。

胸悶(きょうもん)をグーグル先生で検索すると、ずらずらっと中国のHPが出て来ます

胸=上焦なので肺か心ってのは間違いないですが

東洋医学概論の教科書には
胸悶(きょうもん)胸苦しさのことで、心・肺の気機の失調によるものが多い
と、記されています。

これらの鑑別があります。本によっては心虚しかなかったりましますが、色々と調べてみるとやはり、心と肺になります。
そして、風邪、熱邪、湿邪、気虚、陽虚、血虚、瘀血(血瘀)などが心か肺(心肺同時にもあるそうです)に影響してこのような病態になると考えられます。

胸悶の症状としては胸がつまる、落ち着かない、胸の張などの胸部の不快感があげられます。場所や症状は上記に上げた邪気により様々です。

胸痞(きょうひ)については胸部に、上記に上げた胸部不快感で痛みが無い

結胸(けっきょ)については胸部に、上記に上げた胸部不快感で痛みがあるとされています。