問119は不適切問題か!?
先ほどまで、最後の応援に行ってきました。
昨日行われた、按摩マッサージ指圧師国家試験は例年通りの出題難度でしたが、鍼灸国家試験は去年と同じく高難度なのか、緩和されるのかというのが、教員の中では話題となってました。
今年は、30名以上の生徒に教えていたのですが、全員受かっていただきたいものです。
つづき
37分160問
私は受かりましたよ
午前80問は50点以上 ちょっと間違え多かった
午後60問は55点
鍼9点
灸9点
でした
合格点は鍼灸共に90点なので合格です
私が授業で言っていたところ
思いっきり出てましたね
去年受けた人は残念としか・・・
119問が不適切な気がする
ぜひ解説が知りたいところです
今年はまた80%は行くんじゃないかなぁ
題27回鍼灸国家試験
問119 次の文で示す患者の病証に対する治療で最も適切なのはどれか。
「37歳の男性。主訴は鼻閉と鼻汁。鼻汁は黄色く粘りがあり量も多い。日中は頭がぼんやりする事が多く、皮膚掻 痒 感や臭覚障害もある。舌質は紅、胖大舌。
1.太淵に補法
2.太白に補法
3.豊隆に瀉法
4.風門に瀉法
37歳男性 通常は元気な壮年
鼻閉と鼻汁 風邪、肺経
鼻汁黄色粘り量も多い 実熱
頭がぼんやり 上焦の異常
皮膚掻 痒 感 皮毛の異常、肺経の異常
臭覚障害 肺経の異常
舌質紅 実熱、陰虚による虚熱
胖大舌 熱盛
なので微妙に選択しとかみ合わない
1太淵 肺の原穴 肺経の兪土穴 八会穴の脈会
確かに肺経なので良いのであるが補法
専門学校での国試対策では熱は瀉法、寒は補法というような勉強を教えてるところがほとんどなので・・・熱症状を「昼間に頭がぼんやりする事が多く」が表しているのであれば、主治穴的には、補法でもありかと 肺虚として六十九難
2太白 脾の原穴 脾経兪土穴
肺虚として考えると、六十九難 1の太淵とかぶる
3.豊隆 胃経の絡穴
陽明経の熱を瀉する
針灸経穴辞典には 多量の喀痰の主治穴としているので これっぽいなと
4.風門
風邪なら、使っても良いかと
太陽経の熱を瀉す 詳しくは本買って読んでください
3番の豊隆っぽいのですがはたしてどういった解答になるか?
鍼灸学生や受験生の方は治療時に申し出てください
出る順経穴のパスワードや受験のアドバイスもします
遊びにきてください