夏期講習が終わった・・・第16回鍼灸国家試験39問目

今年も夏期講習が終わりました
生徒の中には治療にきてそのまま個別講習を受ける人が多々います。
一度治療に来て話聞かせてください(*’▽’)

生徒から解らないと言われてその返答はこんな感じです
もちろん生徒のレベルにもよるのですが、相手の解る名詞はふんだんに使って説明してます。
8月が終わると鍼灸国家試験まであと6か月になります。

第16回39問目生理学
活動電位発生時に脱分極を起こす主な要因となるイオンはどれか。
塩素イオン
重炭酸イオン
ナトリウムイオン
カリウムイオン

カリウムが細胞内
ナトリウムが細胞外
これ鉄板

これらに多いってのは解ってるよね?
で、この状態を静止電位っていうのよ 釣り合ってる状態ね
って事で静止電位ってのはわかったよね
続いて活動電位の説明なんだけど
神経細胞の通常時ってマイナスじゃない!?これがゼロに向かっていくとさ
脱分極してオーバーシュートになるじゃない この時プラスになるよね
それから再分極→過分極 でまた静止電位に戻る この一連の流れも鉄板  P164の図参照
で今回解らなかったところはさぁ
ナトリウムが中に入っていってカリウムが外にだされるのね その結果オーバーシュートになるのよ
もともと細胞中にあるタンパク陰イオンってのはカリウムを引き寄せる性質があるの 普通にしてるとこの組み合わせ
でも、脱分極が起こるとナトリウムがガーっと入ってきてカリウムが外に出されちゃうのよ
もう一回言うと カリウムとタンパク陰イオンはカップルなの だけど脱分極しちゃうとナトリウムイオンが入ってくるの
だから 脱分極の場合は主的にはナトリウムイオンが入ってくる その結果としてカリウムイオンが外にでるの

この説明で答えが光ってみえるよね?

答えナトリウムイオン

初診5500円

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