胸悶(きょうもん)、胸痞(きょうひ)そして結胸(けっきょ)

胸悶(きょうもん)

中医の言葉の意味や読み方は、本によってだいぶ違いますし、翻訳ソフトを使った場合などは言葉が違います。勉強のコツは大きく理解して細かく先生に聞きましょう。

胸悶(きょうもん)をグーグル先生で検索すると、ずらずらっと中国のHPが出て来ます

胸=上焦なので肺か心ってのは間違いないですが

東洋医学概論の教科書には
胸悶(きょうもん)胸苦しさのことで、心・肺の気機の失調によるものが多い
と、記されています。

これらの鑑別があります。本によっては心虚しかなかったりましますが、色々と調べてみるとやはり、心と肺になります。
そして、風邪、熱邪、湿邪、気虚、陽虚、血虚、瘀血(血瘀)などが心か肺(心肺同時にもあるそうです)に影響してこのような病態になると考えられます。

胸悶の症状としては胸がつまる、落ち着かない、胸の張などの胸部の不快感があげられます。場所や症状は上記に上げた邪気により様々です。

胸痞(きょうひ)については胸部に、上記に上げた胸部不快感で痛みが無い

結胸(けっきょ)については胸部に、上記に上げた胸部不快感で痛みがあるとされています。