気滞は実証?

学生を、教えていると
普段の治療ではあまり気にしない事が質問で飛んでくる。
まぁ国家試験では出るのですが
「先生、気滞は実証ですか?」と
気滞と言うのは気が滞った状態
東洋医学では
気・血・津液・精が、代表的な生理物質
精の滞りって。。。欲求不満ではなくて、一般的に精は滞ったりしません。足りなくなることはあるけど。
で、気・血・津液は滞ってしまうと
気滞・血瘀・水滞となる これ実証です、病理産物の停滞した病態となります。
漢方を勉強している人なんかは虚証、実証は特に気にかけて診察すると思います
しかし、毎日治療してると、いちいち気滞が実証だから瀉法かけてなんて事は考えずに身体全体を診て治療にあたります。それほど単純ではないという事で!
試験では実証として考えてください。

気滞はほぼほぼストレスに誘因されます。
よく咳払いしている人、咽になにかが詰まったような感じがある方
気滞かもしれません
ちなみにきぶんがふさぐ事を気鬱と言います

五更泄瀉(ごこうせっしゃ)

五更の刻(夜明け前)の下痢という意味で、五更瀉(ごこうしゃ)ともいい脾腎陽虚(ひじんようきょ)という冷えが強い場合に起こります。

検索しても出てこないワードなので

飲みすぎたりすると明け方お腹が痛くて起きる事ありません?

結構、痛い下痢だったりするのですが

鶏鳴下痢ともいいます

明け方の一番気温が下がる(鶏が鳴くころ)ときの下痢のことです。
正常な人の排便は、朝起きて朝食をとった後に、腸が刺激を受けて便意を感じてからです。
朝食前やまだ寝ているときに便意を催して、排便するのは異常で、たとえ便が水様性でなくても、下痢ととらえます。

食積・肝火・酒積でもおこるらしいです。

泄瀉とは下痢の事です

まぁ飲みすぎ食べ過ぎは注意しましょう。

基本はお腹が冷えての下痢で良いのではないでしょうか?
治療としてはお腹を温める。これが一番早いかと
暖かい飲み物飲んでまた寝てください。

これが毎日続くようなら治療でしょうね
お大事にしてください

胸悶(きょうもん)、胸痞(きょうひ)そして結胸(けっきょ)

胸悶(きょうもん)

中医の言葉の意味や読み方は、本によってだいぶ違いますし、翻訳ソフトを使った場合などは言葉が違います。勉強のコツは大きく理解して細かく先生に聞きましょう。

胸悶(きょうもん)をグーグル先生で検索すると、ずらずらっと中国のHPが出て来ます

胸=上焦なので肺か心ってのは間違いないですが

東洋医学概論の教科書には
胸悶(きょうもん)胸苦しさのことで、心・肺の気機の失調によるものが多い
と、記されています。

これらの鑑別があります。本によっては心虚しかなかったりましますが、色々と調べてみるとやはり、心と肺になります。
そして、風邪、熱邪、湿邪、気虚、陽虚、血虚、瘀血(血瘀)などが心か肺(心肺同時にもあるそうです)に影響してこのような病態になると考えられます。

胸悶の症状としては胸がつまる、落ち着かない、胸の張などの胸部の不快感があげられます。場所や症状は上記に上げた邪気により様々です。

胸痞(きょうひ)については胸部に、上記に上げた胸部不快感で痛みが無い

結胸(けっきょ)については胸部に、上記に上げた胸部不快感で痛みがあるとされています。

 

鍼灸学生の為の「怔忡」の意味

東洋医学では、動悸を「心悸(しんき)」といいます。

内因や外因がこれに加わり更に症状が強まると「驚悸(きょうき)」といいます。外因が明らかでなく持続、動作で強まる重症のものを「怔忡(せいちゅう)」といいます。

心悸(しんき)⇒「驚悸(きょうき)」⇒「怔忡(せいちゅう)」と重症度が上がります。

原因としては心気虚で血を上手く送りだす事ができない。

心気虚は宗気の機能減退しやすく、胸悶や息切れ、、倦怠感、自汗などの症状がおこる

脈、細 弱

気虚症状と一緒に覚えてください