五更泄瀉(ごこうせっしゃ)

五更の刻(夜明け前)の下痢という意味で、五更瀉(ごこうしゃ)ともいい脾腎陽虚(ひじんようきょ)という冷えが強い場合に起こります。

検索しても出てこないワードなので

飲みすぎたりすると明け方お腹が痛くて起きる事ありません?

結構、痛い下痢だったりするのですが

鶏鳴下痢ともいいます

明け方の一番気温が下がる(鶏が鳴くころ)ときの下痢のことです。
正常な人の排便は、朝起きて朝食をとった後に、腸が刺激を受けて便意を感じてからです。
朝食前やまだ寝ているときに便意を催して、排便するのは異常で、たとえ便が水様性でなくても、下痢ととらえます。

食積・肝火・酒積でもおこるらしいです。

泄瀉とは下痢の事です

まぁ飲みすぎ食べ過ぎは注意しましょう。

基本はお腹が冷えての下痢で良いのではないでしょうか?
治療としてはお腹を温める。これが一番早いかと
暖かい飲み物飲んでまた寝てください。

これが毎日続くようなら治療でしょうね
お大事にしてください

胸悶(きょうもん)、胸痞(きょうひ)そして結胸(けっきょ)

胸悶(きょうもん)

中医の言葉の意味や読み方は、本によってだいぶ違いますし、翻訳ソフトを使った場合などは言葉が違います。勉強のコツは大きく理解して細かく先生に聞きましょう。

胸悶(きょうもん)をグーグル先生で検索すると、ずらずらっと中国のHPが出て来ます

胸=上焦なので肺か心ってのは間違いないですが

東洋医学概論の教科書には
胸悶(きょうもん)胸苦しさのことで、心・肺の気機の失調によるものが多い
と、記されています。

これらの鑑別があります。本によっては心虚しかなかったりましますが、色々と調べてみるとやはり、心と肺になります。
そして、風邪、熱邪、湿邪、気虚、陽虚、血虚、瘀血(血瘀)などが心か肺(心肺同時にもあるそうです)に影響してこのような病態になると考えられます。

胸悶の症状としては胸がつまる、落ち着かない、胸の張などの胸部の不快感があげられます。場所や症状は上記に上げた邪気により様々です。

胸痞(きょうひ)については胸部に、上記に上げた胸部不快感で痛みが無い

結胸(けっきょ)については胸部に、上記に上げた胸部不快感で痛みがあるとされています。

 

鍼灸学生の為の「怔忡」の意味

東洋医学では、動悸を「心悸(しんき)」といいます。

内因や外因がこれに加わり更に症状が強まると「驚悸(きょうき)」といいます。外因が明らかでなく持続、動作で強まる重症のものを「怔忡(せいちゅう)」といいます。

心悸(しんき)⇒「驚悸(きょうき)」⇒「怔忡(せいちゅう)」と重症度が上がります。

原因としては心気虚で血を上手く送りだす事ができない。

心気虚は宗気の機能減退しやすく、胸悶や息切れ、、倦怠感、自汗などの症状がおこる

脈、細 弱

気虚症状と一緒に覚えてください